鈴木淳之介の利き足は右足です。
でも、それだけ聞いてもピンとこないですよね。
試合を見ると、左足でも全く遜色なくパスが出てくる。
「あれ、本当に右利きなの?」と思った人は多いはずです。
この記事では、その両足技術がどこから来ているのか。
岐阜の少年時代からさかのぼって整理しました。
鈴木淳之介の利き足は「右足」——でも左足も使える理由
調べてみたら、面白い構造がありました。
単純に「右利き」では片付けられない話です。
プロフィールと利き足データ
まず基本情報を整理しておきます。
生年月日:2003年7月12日(22歳)
出身:岐阜県各務原市
ポジション:CB・WB
所属:FCコペンハーゲン(デンマーク)
身長/体重:180cm・78kg
背番号:クラブ20番、日本代表25番
利き足:右足
利き足が右足というのは、Transfermarktをはじめ複数メディアが確認している情報です。
ただ、試合を見ていると「本当に右利き?」と感じる場面がたびたびある。
それには明確な理由がありました。
右利きなのに左足が使えるのはなぜか
答えはシンプルです。
子どもの頃から、意図的に鍛えていたから。
REAL SPORTSのインタビューで、本人はこう語っています。
「小さなころから、コーチに『左右両足で蹴るようになれ』と言われていました。左足での練習もやっておいてよかった」
その教えを受けた場所が、岐阜のFC DIVINEというクラブでした。
両足技術の原点は岐阜・FC DIVINEにあった
鈴木淳之介のプレーの土台は、ここで作られました。
FC DIVINEで叩き込まれた左右両足の基礎
FC DIVINEは岐阜県各務原市にある少年サッカークラブです。
複数の分析記事によると、このクラブで左右両足技術を徹底的に叩き込まれた経験が、現在のプレースタイルの原点とされています。
「両利き!?って思うくらいに左足も上手い」という声があるのも、そういう背景があってのことです。
育成段階で左右両足を意識させるクラブは、多くありません。
その環境に巡り合えたことが、今のプレーを支えています。
エリートコースではなく、どん底からのスタート
ここが意外な話でした。
Wikipediaの記載によると、鈴木淳之介はFC岐阜U-18のセレクションに落選しています。
地元の名門クラブに入れなかった。
そのため「自宅から近い」という理由で、帝京大可児高校に進んでいます。
FC岐阜落選からW杯代表までの経歴を詳しく知りたい方はこちら。

高校での大爆発と早期プロ内定
どん底からのスタートだったのに——
高校2年生の時点で、湘南ベルマーレへの加入が内定。
全国高校サッカー選手権では2年連続で優秀選手に選ばれました。
少年時代に積んだ両足の基礎が、高校の舞台で一気に花開いた形です。
両足技術がCBとしてどう活きているか
両足が使えると、CBというポジションでこれだけ武器になります。
元ボランチの視野がCBに転化されたビルドアップ
鈴木淳之介はもともとボランチでした。
「可能性を見出し、コンバートしてくれた山口智監督には感謝しています。試合慣れしたことで守備でも攻撃でも自分の持ち味を出せるようになり、さらに伸びていると感じている」
ボランチ時代に培った視野と足元の技術が、CBに転化されています。
左右どちらの足からも縦パスを通せるCBは、現代サッカーで非常に貴重な存在です。
相手のプレッシャーを受けても逆足に持ち替えて出口を作れるので、ビルドアップの安定感が段違いです。
3バックの左右どちらでも機能する適応力
通常、右利きのCBを3バック左に置くと、持ち替えのワンテンポが生じます。
でも鈴木淳之介の場合、左CBのポジションでも左足から自然にパスが出てくる。
WBまで顔を出せるフィジカルと技術を持ちながら、左右のCBどちらでも質を落とさない。
この適応力が、代表でも評価されている理由の一つです。
コペンハーゲンでの活躍の詳細はこちら。

代表での実際のプレーに見る両足活用
鈴木淳之介は2026年W杯日本代表メンバーに選出されています(2026年5月15日発表)。
代表通算成績:6試合0得点(2026年6月時点)
「地上戦は自分の特徴」
短い言葉ですが、自分の強みをはっきり把握しているのが伝わります。
地上戦の強さ。その核心にあるのが、両足から繰り出せる足元の技術です。
まとめ
最後に要点を整理しておきます。
✅ 岐阜・FC DIVINEで幼少期から両足技術を徹底的に叩き込まれた
✅ FC岐阜U-18セレクション落選という逆境からのスタート
✅ 帝京大可児高校でブレイク、高校2年でプロ内定
✅ 元ボランチの視野と足元技術がCBに転化
✅ 2026年W杯日本代表メンバー(背番号25番)に選出済み
セレクション落選からW杯代表まで。
その軌跡の根っこに、少年時代に言われた「両足で蹴れ」という一言があったわけです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
鈴木淳之介についてのプロフィール・代表歴などの全体像はこちら。

