2026年5月22日、AFC U-17アジアカップ サウジアラビア2026の決勝でU-17日本代表が中国を3-2で下し、2大会ぶり5度目の優勝を果たした。その立役者として一気に注目を集めたのが、大会6ゴールを記録してMVPと得点王をダブル受賞した北原槙だ。久保建英や中井卓大の活躍を見てきたサッカーファンの間では「北原槙はどのクラブに所属しているのか」「将来の欧州移籍はあるのか」という声が早くも広がっている。
北原槙の所属クラブはFC東京――高校1年でプロ契約済みの異色の経歴
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 北原槙(きたはら まき) |
| 生年月日 | 2009年7月7日 |
| 出身地 | 東京都杉並区 |
| ポジション | MF(左サイドハーフ/ボランチ) |
| 現所属 | FC東京U-18/FC東京(プロ契約) |
| 育成経歴 | JACPA東京FC(〜2021年)→ FC東京U-15むさし(2022〜2024年)→ FC東京U-18(2025年〜) |
| プロ契約締結 | 2025年7月(FC東京クラブ史上最年少) |
北原槙は2009年7月7日生まれ、東京・杉並区出身。JACPA東京FCでサッカーを始め、FC東京U-15むさしを経て2025年からFC東京U-18に所属している。(北原槙 – Wikipedia)
注目すべきはその契約形態だ。2025年7月、北原はFC東京とプロ契約を締結。クラブ史上最年少のプロ選手となった。さらに2025年シーズンにはJ1リーグへの最年少デビューも果たしている。2025年12月にはFC東京との契約更新が発表されており、本人はこのようにコメントしている。
― 北原槙(FC東京契約更新コメント)
現時点では、FC東京U-18に籍を置きながらトップチームのプロ選手としても登録されているという、Jリーグでも異例のキャリアを歩んでいる。(FC東京、北原槙ら4選手との契約更新を発表 – サッカーキング)
北原槙のプレースタイル――万能型MFが左サイドで躍動
北原のポジションは中盤で、左サイドハーフを主戦場としながらボランチもこなす万能型MFだ。「攻撃で違いを生み出せること」と「得点で数字を残せること」がプレースタイルの特徴として挙げられている。(北原槙のプレー映像 – Yahoo!スポーツ)
U-17アジア杯決勝でもその特長は如実に表れた。前半アディショナルタイム、北原はペナルティエリア外でボールを受けると左足を一閃。強烈なシュートをゴールに突き刺し、スコアを3-0とした。後半72分にはペナルティエリア内へ切り込んで左足シュートを放つ積極的な姿勢も見せた。アグレッシブな攻撃姿勢と左足の精度が、今大会6ゴールという結果に直結している。
U-17アジア杯決勝の経緯――3-0から3-2の激闘を制す
決勝の相手・中国は、グループリーグで日本に1-2で敗れていたにもかかわらず、準々決勝でサウジアラビア、準決勝でオーストラリアを撃破し、2004年大会以来の決勝進出を果たした強敵だった。(AFC U17アジアカップ 歴代優勝国 – Wikipedia)
試合は31分に里見汰福の反転シュートで日本が先制。里見汰福はヴィッセル神戸U-18所属のMFで、ドリブルからのシュートや高い技術力が光る選手だ。(里見汰福のプロフィール – ゲキサカ)42分には齋藤翔がGKをかわして追加点を奪い、前半アディショナルタイムに北原の強烈な左足シュートでスコアは3-0となった。齋藤翔は横浜FCユース所属のFWで、ラインブレイクを得意とするストライカーだ。(齋藤翔のプロフィール – ゲキサカ)しかし後半、中国は攻勢を強め、48分にワン・シャンが1点を返し、79分にはPKをジャオ・ソンユアンが決めて3-2に詰め寄った。それでも日本は逃げ切り、2大会ぶり5度目の優勝を達成した。
小野信義監督率いるこの大会では、グループリーグ3連勝、準々決勝でタジキスタンに5-0快勝、準決勝で前回王者ウズベキスタンをPK戦で下すという、全勝での頂点到達だった。なお、GK大下幸誠も大会最優秀GKに選出されている。
MVP受賞歴代選手との比較――久保建英が歩んだ欧州への道
U-17世代で傑出した個人賞を受賞した日本人選手が欧州クラブへ移籍したケースとして、久保建英の例がある。久保はFC東京の育成組織出身で、10代でバルセロナのカンテラに加入。帰国後にFC東京でプロキャリアをスタートさせたのち、レアル・マドリードへの移籍を経て現在はレアル・ソシエダでプレーしている。また中井卓大はレアル・マドリードの下部組織に直接加入するルートを選んだ。
北原槙も現時点でFC東京のプロ選手としてJリーグのピッチに立っており、育成とトップレベルの実戦を同時に経験するという点では久保の初期キャリアと重なる部分がある。ただし、欧州移籍の具体的な動きについては現時点で確認できる情報はない。
FIFA U-17ワールドカップと北原槙の状況
U-17アジア杯はFIFA U-17ワールドカップの出場権をかけた大会でもある。今回のU-17アジア杯サウジアラビア2026の結果は、次回のFIFA U-17ワールドカップ カタール2026(2026年11月19日〜12月13日開催)の出場権に直結する。(AFC U17アジアカップ2025 出場権・アジア枠 – Wikipedia)
なお、2025年のFIFA U-17ワールドカップ カタール2025においては、北原は初戦直前に怪我のため代表を離脱したことがJFAから公式に発表されている。(北原槙 離脱に関するJFA公式発表)今大会でのMVP・得点王受賞は、その離脱からの復帰を経て結果を残したという文脈でも注目される。
U-17アジア杯の試合映像や日本代表の最新戦績は、スポーツ動画配信サービスでチェックすることができる。見逃した試合や名シーンを振り返りたい方はぜひ活用してほしい。
まとめ
現時点で判明していること
- 北原槙はFC東京U-18所属で、2025年7月にクラブ史上最年少でプロ契約を締結済み。2026シーズンも契約更新が発表されている。
- U-17アジア杯サウジアラビア2026で大会6ゴールを記録し、得点王とMVPをダブル受賞した。
- ポジションは万能型MFで左サイドハーフが主戦場。左足の精度とアグレッシブな攻撃姿勢が持ち味。
- 日本は決勝で中国を3-2で下し、2大会ぶり5度目のU-17アジア杯制覇を達成。GK大下幸誠も最優秀GKを受賞した。
- 2025年のFIFA U-17ワールドカップでは怪我により大会直前に離脱しており、今大会は復帰後の活躍として注目される。
最後まで読んでいただきありがとうございます。今後も欧州や日本で活躍する日本人選手の情報をわかりやすくお届けしていきます。
